no title

ここ何日かついったさんで見かける「一生懸命描いたわりに人に見てもらえない」話題について…なんかちょっとうーんと思ったので………自分の覚書メモ兼自戒として

多分こういうこと思うのは冷たい人だな、と思われそうなのでここで呟いておくと、
「一生懸命やったかどうか」って結局その人にしかわからないし、そもそもみんな何かしら出力する時は「一生懸命心を込めて作っている」と思うんだ。仕事、家事育児、学校生活、他の状況もあるかもしれない。いろんなことを並行しながら作品を作っている人がほとんどではないかなと思うんだけど、わざわざ目につくところで「こんなに頑張ったのに人に見てもらえません…」って公に言う必要が果たしてあるのかなって思ってしまって…自分の人間性が見えてしまってちょっと嫌になったりもしたんだけど、おそらくこう思っている層もいるのではないかな…と。(見てもらえない愚痴を言うのは全然いいんだけど、作品発表アカウントで言う必要があるのかな?という話)

インターネット上で作品を見てもらえるようになってからは、きっと自分だけで温めていた作品をいろんな人に見てもらうことが活力になっている部分は誰しもあると思う。わかりやすく評価が前面に見えてしまうから、「今回はこんなに見てもらえた!」「見てもらえてる数が少ない…面白くなかったかな」と一喜一憂しちゃうのもわかるんだけど、好きな気持ちだけで作り始めたものが「人からの評価を得るための手段」になってしまったら、それをやっている趣旨が違ってきてしまうんじゃないのかな。最初から人の評価を得るために始めたことなら歯痒くなる気持ちもわからんでもないけど……でも仕事と並行しながら1年かけて作品を作る人だから、きっとそれなりに絵や漫画を描くことが好きな人なんじゃないのかな。
本当に人に見てもらいたいんだったら自分の作品を客観的に見る力もきっと必要で、自分が作り出すものに足りないものは何なのかな?って常に考えていくのも大事なんじゃないのかな…と思っていたり……
私が漫画をついったさんに直接流さなくなったのはAI学習のそれもあるけど、このままのやり方で行くと人の評価ばかりが目についてしまいそうで、さっき言った「趣旨が変わってきてしまう」気が何となくあったからというのもある。
リンクを踏んでまで(しかも踏んで一発で作品に辿り着けるわけではない。まぁまぁ手間だと思う)読みにきてくれる人は本当に読みたいと思ってくれている人だけだと信じてるし、そうであってほしいな…とは思う。
多分それで読んでくれる人は減ったと思うけど、肩に入ってた変な力も抜けた気がするし、私はそれで良かったなと今でも思っている。
私は自分の描いたものを自サイトにコレクションしていくだけでなんかすごく嬉しくなるのでしばらくは続けていけそうな気がするけど、本気で人の評価を気にするようになってしまったら創作活動はきっとやめ時だな〜と考えさせられる時間だった。