子どもから面と向かって伝えてもらえる「お母さん大好き!」はいつまで続くんだろうなぁとぼんやり考える夜。
ベビーカーに乗るのが嫌で抱っこばかりだったのに、いつの間にか抱っこもせがまれなくなって。
可愛い言い間違い、たどたどしかった言葉も流暢に言えるようになって。
いつの間にか身長も私の半分くらいまである。
小さかった手も、もうすっかり幼児の手とは言い難いほどにお兄さんの手になった。
いつの間にかいろんなものがなくなっていってしまって寂しい反面、やっぱり成長したことは嬉しくてこれからどんな人間になっていくのか楽しみではあるの。
失われていくもの以上にできることも増えて、これからたくさんの可能性に出会って大きくなっていくのだろうね。
人が大きくなっていく過程ってこんなにワクワクするものだったなんて、君たちを育て始めるまでお母さんは知らなかったよ。