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そういえば昨日、朝寝起きの次男にミルクをあげていたら緊急地震速報が鳴った。
少し前に起きていた長男が心配そうな顔をしながら「おうちこわれない……?」と聞いてきた。
この緊急地震速報の音を聞いたのは、能登半島地震の時以来。

その時は家族みんな揃っていた。
夫の職種がら災害が起こった時はすぐさまニュースを見るので、当然リアルタイムでそれを見ていて
長男もテレビ越しに地震の悲惨さを目の当たりにしている。
その時も「おうちこわれない?」と聞いていた。あの時は3歳だったけど、あの映像だけでも怖かったと思うし、何か大変なことが起こっていることはわかっていたのだと思う。

自分の身には降りかかっていなくても、どこかの地で確かに起こっている事実を身近に感じるほど、彼も大きくなったのだろうな。
心をざわつかせる不安に、親としてできることは「大丈夫だよ」と言ってあげるくらい。
それでその不安がどれほど取り除けていたかはわからないけれど、このくらいの年頃の子どもに親が伝える「大丈夫」は多分自分たちが思っているよりも大きな力があると思う。

これからもし、「テレビ越しに見ていた大地震」が自分たちの住んでいるところで起こったら。
今日と同じように冷静に「大丈夫」と言ってあげられるか、自信がない。
自分もいっぱいいっぱいになっちゃうと思うから。
けど、その時は「大丈夫」に加えて「お母さんが絶対にあなたたちを守ります」も伝えてあげたい。

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